【第二種電気工事士】実務未経験者が独学で合格する方法

00_【第二種電気工事士】実務未経験者が独学で合格する方法

実務未経験者が、独学で第二種電気工事士試験に合格することは可能でしょうか?

結論から申し上げると可能です。

わたくし電気設計人は、電気工事の実務経験が全くゼロの状態で第二種電気工事士試験を独学で勉強して、一発で合格することができた過去があります。

決して自慢をしたい訳ではなく、私のような「実務経験がなくとも第二種電気工事士に合格できる!」ことをお伝えしたいと思ったので記事にまとめました。

1. 試験の分類

第二種電気工事士試験には筆記試験と実技試験があり、各々を勉強する必要があります。

この記事では、それぞれ私が実際に行った勉強方法を解説します。

繰り返しになりますが、しっかりと勉強すれば未経験者でも独学で合格できます!

2. 筆記試験

まずは筆記試験について解説します。時期的にも筆記試験が先にあり、その後に実技試験があります。筆記試験に不合格では実技試験を受験することもできません。

2-1. 筆記試験の内容

筆記試験は4択のマークシート方式になり、問題は1問2点の50問で60点(※)が合格ラインとなります。つまり6割以上で合格になります。
※合格ラインはその時の試験によって若干変動します。

  • 出題形式:4択のマークシート方式
  • 問題数:50問
  • 合格ライン:60点(年度により変動あり)

2-2. 筆記試験の勉強方法

筆記試験の勉強方法は、結論から申し上げると「過去の試験問題が解説付きで掲載された参考書を買って問題を解きまくる!」方法が最適だと思います。

過去問は 一般財団法人 電気技術者センターのウェブページに掲載されていますが、解説までは掲載されていません。

「別に過去問を暗記すればええやん!」と思うかもしれませが、筆記試験には計算問題も含まれます。計算問題も回答は4択ですが、最低限でも簡単なものは解けるようにしておいた方が安心です。

過去問の数も多く、私なりに解説が分かりやすかった参考書を2冊紹介します。

2019年版 第二種電気工事士試験 筆記試験 過去問題集

本書は表紙にある通り、過去8年分の過去問が掲載されています。

圧倒的な問題の掲載数があるので、本書を一通り理解すれば筆記試験の合格にとても近づくでしょう。

いちばんやさしい第2種電気工事士【筆記試験】

先ほどの本に比べると問題の掲載するは劣りますが、解説が丁寧で本当に読みやすいと感じました。

出題傾向が多い問題をピックアップして掲載しているので、最短で合格したい方にオススメします。

予算の都合が合えば、この2冊を買っておけば間違いないかと思います。

2-3. 参考書の進め方 コツ

第二種電気工事士試験の筆記試験は約60点を取ることができれば合格です。

全てを理解して100点を取る必要はありません。

電気工事士に限った話ではありませんが、参考書はわかるところから解いていくことがコツです。何を言っているかわからない問題は、とりあえず暗記してしまいましょう。

そして、解説を読んでもさっぱりわからない計算問題は捨てても問題ないと思います。解けない問題とにらめっこしてても苛立ちと自己嫌悪が募るだけです。

まずは易しい問題から確実に解けるようにしてください。

そして、余裕ができてきたところで分からない問題を少しずつ解けるようにすればよいと思います。

3. 実技試験

実技試験なんて独学で合格できるようになるの?と思うかもしれませんが、努力すれば合格できます。

ただ、未経験者が実技試験を合格するには工具と練習キットが必要になります。ある程度は出費を覚悟しておく必要があります。

3-1. 実技試験の内容

実技試験は筆記試験の合格者(または筆記試験免除者)が受験することができます。工具を持参する必要があり、与えられた材料で出題された配線図通りに配線を完成させます。

出題される配線図は事前に候補問題が公表されます。(2019年は13問)
実際の試験にはこの候補問題の内のどれかから出題されます。

つまり、この候補問題のどれが出題されても配線図通りに作業できるようになることが合格への近道になります!!

3-2. 工具を用意する

実技試験には受験者が工具を持参しなければなりません。では工具を何を用意すればいいのか?どこで購入できるのか?を解説します。

工具は電線を剥くストリッパーや電工ナイフ・圧着工具など色々必要になりますが、試験のために新たに購入するのであれば一式セットになっているものがオススメです。(結果として安く上がるから)

ホーザンというメーカーが第二種電気工事の実技試験用の工具セットを販売しています。私はこちらを圧倒的におススメします。

HOZAN(ホーザン) 電気工事士技能試験 工具セット DK-18

この工具セットはAmazonや楽天市場・Yahoo!ショッピングで購入することが可能です。

このホーザンの工具セットは私が実際に試験用に購入したものと同じものです。私はこの工具以外は購入しませんでしたし、試験当日もこの工具しか使用しませんでした。

ただ、同じタイミングで受験した職場の方が以下の合格クリップを合わせて購入していました。

HOZAN(ホーザン) 合格クリップ P-926

こちらは複数の電線をまとめておくことができるものです。

練習のときに借りて使用したことがあるのですが、確かに便利です!

金額もそこまで高くないので、工具セットと併せて購入してもよいかと思います。もちろん必須なものではありません。

3-3. 練習用の材料を用意する

実技試験は未経験者がぶっつけ本番で合格できるほど易しい問題ではありません。候補問題をひたすら練習しまくる必要があります。

電線や器具など、練習用の材料を用意する必要があります。

準備万端(2回練習分) 第二種電気工事士技能試験練習用材料

またホーザン製の商品ですが、こちらも私が実際に購入したものです。※
(※厳密には、受験した年度である平成29年度バージョンを購入しました。)

結構高いなぁ…と思ったかもしれません。(私も思いました。)
確かに安くはありません。しかし私が第二種電気工事士の実技試験用に購入したものはこの試験用材料(2回分)と上で紹介した工具セットのみです。

練習2回分だと、すぐ終わっちゃうのでは?と感じるかもしれませんが決してそのようなことはありません。私は節約しながら使用しましたが、結局すべて使い切る前に試験を受けました。

自分で言うのも変ですが、使い切る前には「これだけやれば大丈夫だろう。」と思えるくらいまで到達することができました。

しかし「どうせ費用をかけるのであればもっと練習して確実に合格する」意気のある方には先ほどの3回分バージョンが存在します。

準備万端(3回練習分) 第二種電気工事士技能試験練習用材料

多くの材料があっただけ練習できる回数も増えますが、もちろん値段も高くなりますので、用意できる金額と相談してみてください。

3-4. 実技試験の練習方法

工具と材料は用意したけど参考書は?の問いにお答えします。

私は参考書は購入しませんでした。この記事で幾度も紹介しているホーザンがとても素晴らしい 第二種電工試験の虎 というサイトを運営しています。このサイトには第二種電気工事士に特化した素晴らしいコンテンツを多く用意しています。

その中でも、「技能試験対策」ではその年の候補問題の作業動画をすべてノーカットで解説しています。私はこのyoutube動画を見ながら練習をしました。

実技試験工具を片手に実際に配線作業をするため、参考書を読みながら作業はとても大変です。

ホーザンのYoutube動画をPCやタブレットで見ながら作業することで、練習に専念することができます。

4. おわりに

実務未経験者が第二種電気工事士を合格するための方法を解説しました。

合格すると、以下のような第二種電気工事士免状が届きます。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

私はこれから第二種電気工事を受験される方を応援しています。頑張ってください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です